危険物安全週間とスプレー缶の取扱いについて |
令和7年6月8日(日)から6月14日(土)は危険物安全週間です。 「危険物無事故へ挑むゴング鳴る」を推進標語に全国で危険物安全週間が実施されます。危険物は今や生活に欠かせない物となっていますが、慣れや油断からくる誤った取り扱いや、うっかりミスなど人為的要因による事故は日常的に発生しています。安全な生活を維持するためにも、危険物に対する知識を持ち、適切な取り扱いをしましょう。 |
![]() 令和7年度危険物安全週間推進ポスター (モデル:井上尚弥選手) |
スプレー缶の取扱いに注意!! 殺虫剤、消臭剤、制汗スプレー、ヘアスプレーやDIYに使用する塗料など私たちの身近にあるスプレー缶には、消防法上の危険物に該当する液体が用いられているものも多く、危険物が含まれている製品には、その危険物の品名や火気厳禁などの使用上の注意事項が表示されています。 【近年に発生した火災事故事例】 @ 台所のガスこんろで湯を沸かしていた際に、ガスこんろの向こう側にいた虫に殺虫剤を噴射 したところ、引火した。 A 石油ファンヒーターの温風出口付近にスプレー缶(芳香剤)が置かれていたため、スプレー 缶が加熱され破裂した。 B 台所でガスこんろを使用中、近くで使い終わったスプレー缶(制汗スプレー)を捨てるため に穴を開けたところ、缶に残っていたガスが噴出し、ガスこんろの火に引火した。 C 車内で冷却スプレーを使用後、たばこに火をつけようとライターを使用したところ、冷却ス プレーの可燃性ガスに引火した。 D 可燃性ガスが残っていたスプレー缶がごみ収集車内で押しつぶされ、漏れた可燃性ガスにご み圧縮で生じた火花などが引火した。 【スプレー缶の取扱いで注意するポイント】 @ 火気の近くで使用しない。 A 暖房器具の近くや直射日光が当たる場所など、高温になる場所にスプレー缶を置かない。 B 使用時や使用直後は十分な換気を行う。 C 最後まで中身を出し切ってから廃棄する。 正しい知識でスプレー缶を安全に取り扱いましょう! |
危険物に関する問い合わせ先 柳井地区広域消防本部予防課危険物係 電話番号 0820−23−7774 |